経営指導を受けるのは大変なのか?

経営指導を受けるのは大変なのか?

経営指導って、仰々しいネーミングですよね

商工会議所(商工会)の推薦をもらうためには、商工会議所(商工会)の経営指導を受けることが必要となります。
では、この経営指導を受けることは大変なことなのでしょうか?
なんだか、名前がスゴイ仰々しいんですけど・・・。

商工会議所のパンフレットには「経営指導員による指導を受ける」と書かれています。「経営指導」や「経営指導員」という言葉からは非常に仰々しい印象を受けますが、実は非常に簡単なものです。
「経営指導員」は商工会議所等の職員の方々で、地域内の中小企業の経営者の方々の相談に乗ることを主な仕事としています。
「経営指導」はそのような経営指導員の方が2ヶ月に1回程度会社を訪問してくれて、経営者と事業の様子について話をするというものです。指導というよりは、「何かお困りのことはありませんか?」というスタンスで接してくれますので、決して高圧的な知識の押し売りではありません。例えば売掛債権の回収で困っているという相談があれば、無料の法律相談を紹介してくれますし、記帳の方法がわからないよな場合は簡単なことであればその場でアドバイスがもらえます。難しい案件であれば、税理士などの専門家を紹介してくれます。しかも、商工会議所等の会費さえ払っていれば追加的な費用は必要ありません。
税理士事務所に毎月5万円の顧問料を払っても、なかなか2ヶ月に1度の頻度で訪問してもらえることはありません。世間話程度でも、最近の地域の話題などを聞くことができるのは、経営にプラスの効果があるのではないでしょうか。経営指導といっても世間話の延長と気楽に考えて受けてみられることをお勧めします。
なお、経営指導を受けるには商工会議所等の会員になることが必要となる場合もありますが、地域によっては、経営指導を受けるだけなら商工会議所等の会員にならなくてもかまわないということもあります。お近くの商工会議所等に問い合わせてみると良いでしょう。

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