大工さんの借入れ(その2)

大工さんの借入れ(その2)

大工の山田さんは、この世界に入って9年が経ちます。
高校を卒業していくつかの仕事を経験してからこの世界に入ったんですね。
それでも、立派に独立して、今では奥さんと3人の子供さんを養っていくには十分なほど稼いでいます。
でも、これまでは下請け仕事がほとんどだったんですね。
そこで、今度、自分で直接リフォームなどの工事を請けることを検討中です。
やっぱり、自分でお客様から直接注文を受けたほうが実入りがいいものです。
(どこの世界もおんなじか・・・)

山田さんの現状を少しまとめてみますと、こんな感じです。
現状:
大工として現在は中規模工務店からの作業請負が中心。
資産としては3年前に購入した自動車があるくらいで、他には電動工具などがありますが、担保になるようなものは何もありません。
ただ、その一方で事業用の借入金は、ありません。
売上は毎年1千万円代前半で推移。
諸経費を差し引くと、大体400〜500万円くらい残ります。

それでも、先日3,500万円で自宅(新築一戸建て)を購入していて、住宅ローンが2,500万円(30年、2.5%変動)残っています。月々の返済は10万円弱。まあ、家賃並みの返済額なんですが、家計の中では大きなウェイトを占めていますね。

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